「やらなきゃいけないことが山ほどあるのに、全然動けない……」

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そんな風に思う日が、ここ数年やたらと増えた気がする。

家でも職場でも、「ちゃんとやらなきゃ」と自分を追い込んでは空回り。
結局、先延ばしして自己嫌悪になる。このループに何度ハマったかわからない。

でもあるとき、ふと思った。

「“やらなきゃ”って思ってるうちは、結局ずっとやれないままなんじゃないか?」

そこから俺は、自分の行動を少しずつ変えてみた。
“やらなきゃ”ではなく、“やりたい”に変える。
そんな小さな習慣が、思ってたより効いた話を今日は書いてみる。


◆ “やらなきゃ”という呪縛

俺はわりと真面目なタイプだと思う。
だからこそ、「やるべきこと」はちゃんとやりたいという気持ちは強かった。

でもいつの間にか、“やるべき”が“やらされてる”に変わってた。
それが積もると、やる気が枯れる。

特に在宅勤務が増えたあたりから、仕事と私生活の境目が曖昧になって、
「やらなきゃ」が一日中、頭の中を支配してくる。

それってかなり消耗する。自分の時間のはずなのに、心が休まらない。


◆ “やらなきゃ”から“やりたい”へ切り替える3つの視点

切り替えるきっかけになったのは、ある日YouTubeで見かけた一言だった。

「人は、“やらされてる”と思っていることには力が出せない」

それ、俺のことじゃんって思った。

そこから少しずつ、自分の中の“やる気スイッチ”を探す作業が始まった。

● 1. 目的より“感情”を動かす

例えば、部屋の片付け。「掃除しなきゃ」だと動けない。でも、
「この部屋をスッキリさせたら、気持ちいいだろうな」って思うと、なぜか手が動く。

俺がハマったのは、香りつきのウェットシート。

香り付きのお掃除シート

掃除っていう作業が、「この香りを楽しみたい」に変わると、不思議とやりたくなる。

● 2. タスクを“ガジェットとセット”にする

仕事の集中力が続かないときは、タイマーを活用するようになった。
「25分集中→5分休憩」っていうポモドーロ・テクニック。

これを習慣にできたのは、ちょっといいキッチンタイマーを買ったから。

デスクに馴染む無音タイマー

ガジェットの力、侮れない。
道具を変えるだけで、作業への入り方がまったく違ってくる。

● 3. 小さなご褒美をつける

「やったらビール一杯」みたいなレベルでいい。

俺の場合は、仕事を終わらせたあとにコーヒーを淹れるのがご褒美。
マグカップもお気に入りに変えたら、習慣がちょっと楽しくなった。

温もり感じるマグカップ


◆ 書き出すことで、自分の“やりたい”を見つける

「何をやりたいのか分からない」って状態になること、ないですか?
俺はよくなる。
そんなときに効いたのが、手書きで思考を整理すること。

とにかく書く。頭の中が整ってくる。
デジタルじゃなくて、アナログに書くことが大事だった。

万年筆でも滲まないノート

そこに、「今日はこれだけやってみたい」って書くようにしてから、
不思議と、やる気の入り口が見つかるようになった。


◆ “めんどくさい”を細かく分解する

どうしても動けないとき、「めんどくさい」が頭を支配する。

でもよく考えてみると、
・始めるのがダルい
・全体像が見えない
・途中で飽きそう
…って感じに、“めんどくささ”の正体はいくつかに分けられる。

その中の一番小さいやつだけ片付ける。

「5分だけやってみよう」
「ここだけやって終わっていい」

そういう入り口をつくると、だいたい続いてしまう。
“やりたくない”の多くは、ただのウォームアップ不足だったりする。


◆ やらなくてもいい日も、ちゃんとOKにする

毎日“やりたい”で動けるほど、人間って優秀じゃない。

「今日はなにもしたくない」って日もある。

そういうときは、「今日は休むのをやりたい」と考えるようにした。

自分にとって必要なことを選んでるなら、堂々としていい。

むしろ休みたいときにちゃんと休むほうが、次にやる気が戻ってくる。

最近は香りでスイッチを切るようにしてる。
好きな香りを嗅ぐと、脳が「よし、今日はもういいや」って納得してくれる。

リラックスアロマ


◆ 気が乗らない日でも、最低限だけやる

完全オフじゃなく、ちょっとだけ動けそうな日。

そんなときは“最低限だけやる日”と割り切って、ハードルをとことん下げる。

・机の上を拭くだけ
・5行だけ日記を書く
・洗濯物を干すとこまで

この「最低限ルール」を決めておくと、
動けない日も自己嫌悪にならずに済む。

5行で書けるタイムログ


◆ 小さな“達成感”を自分で作る

やる気って、「できた!」の感覚で増えていく。

だから俺は、あえて「簡単に終わるタスク」をいくつか混ぜるようにしてる。
・メール1件返信
・机のゴミを捨てる
・靴を磨く

1つ終えるごとにチェックを入れていくと、
目に見える形で「今日もちゃんとやれた」って思える。

ToDoリストは、できれば紙のほうが気持ちいい。

▶ 男性向けデザインのToDoリストノート(楽天)


◆ “やりたい”で人生を動かす感覚

“やらなきゃ”で生きると、気づかないうちに消耗していく。

だけど、“やりたい”で動く日が少しずつ増えると、
気持ちが前向きになる。

無理にポジティブにならなくていい。
でも、自分の中から湧いてくる「やってみよう」って気持ちに気づけると、
毎日がほんの少しだけマシになる。

その“ちょっとマシ”が積み重なると、意外と大きい。

俺はこれからも、“やらなきゃ”を“やりたい”に変える小さな習慣を、
自分なりに探し続けていきたい。


◆ 最後に:俺の“やりたい”を後押ししてくれたモノたち

どれも高くなくて、でも気持ちをちょっと前向きにしてくれるモノ。
気になるものがあれば、試してみてください。

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